BelugaでECサイトを構築する Part1

ECサイトテンプレートのBelugaを利用して、ECサイトを構築してみます。

BelugaでECサイトを構築する Part1

はじめに

ECサイトのOSSが有るとの事だったので、一度試してみたいと思い、記事を描き始めています!

この記事はPart1〜3のPart1です。
Part2 商品の登録などの設定方法
Part3 カートと注文関連の設定方法

開発環境の導入方法

実行環境

下記の実行環境で実行します。

MacOS Catalina Ver 10.15.5
メモリ 16GB

nodeの導入手順

今回はMacを利用するので下記の手順を行います。

指示に従って Homebrewをダウンロードしてインストールします。
ターミナルを開きます。
xcode-select --installを実行して、Xcodeコマンドラインツールをインストールします。
それが失敗する場合は、アップルのサイトから直接ダウンロードしてください。
ノードをインストールするために、brew install nodeをターミナルから実行します。
brew install yarnを実行してYarnをダウンロードします。

Gitの導入手順

Gitをダウンロードしてインストールする手順は、オペレーティングシステムによって異なります。システムのガイドに従ってください:

macOSにGitをインストールする WindowsにGitをインストールする LinuxにGitをインストールする

実行環境の確認

下記のコマンドでそれぞれの環境を確認します。

yarn --version
yarnのバージョン確認コマンド
1.22.4
yarnのバージョン確認結果
node --version
nodeのバージョン確認コマンド
v12.16.3
nodeのバージョン確認結果
git --version
gitのバージョン確認コマンド
git version 2.26.2
gitのバージョン確認結果

belugaの導入方法

リポジトリのクローン

下記のコマンドでリポジトリをクローンします。

git clone git@github.com:binx/beluga.git
リポジトリのクローンコマンド

現在のディレクトリをサイトフォルダに移動します。

cd beluga
移動コマンド

資格情報を設定

テキストエディターを開き、プロジェクトのルート/ディレクトリにconfig.envというファイルを作成します。
ファイルの中には下記の情報を記載します。

STRIPE_KEY={Secret API key from Stripe}
ADMIN_PW={your password to log in}
SESSION_SECRET={secret session key}
config.env

StripeからシークレットAPIキーを取得する必要があるので、ストライプの設定を行います。

Stripeの設定

Stripeアカウントを作成

アカウントを持っていない場合は、アカウントを作成します。

APIキーの取得方法

左のメニューのAPIキーをクリックします。

メニューバー画像

今回は、テスト用のAPIを利用します。
なので、テストデータの表示中のチェックはオンにしておいてください。
シークレットキーの表示を選択します。

APIキー画面

envファイルの設定

STRIPE_KEY="ストライプのシークレットキー"
ADMIN_PW="ECサイトの管理者用パスワード"
SESSION_SECRET="サイトのCokie用のシークレットキー"
config.env

開発環境の実行

必要なパッケージをインストール

下記のコマンドで必要なパッケージをインストールします。

yarn
必要なパッケージをインストール

開発用サーバーを起動

まずは、yarnで起動します。

yarn start
yarnスタートコマンド

次に、別のターミナルを起動して、ノードサーバーを起動します。

node server/index.js
ノードサーバの起動

サイトを確認する

上記の手順を実行し、http://localhost:3000/にアクセスすると、デフォルトのサイトが表示されると思います。

必要最低限の構成を含んだECサイトが起動したと思います。
簡単に、ECサイトの雛形を構築する事が出来ました。

まとめ

簡単にECサイトの構築ができました。
次回からは、ECサイトの設定をしていこうと思います。