By Ryota Saito
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コンテナ
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KubernetesでHello-Worldを表示する
Kubernetesの環境構築を行い、Hello-Worldを表示してみます。
はじめに
Kubernetesを利用してみたいと思い、macOSでkubectlを導入して、Hello-Worldを表示させてみました。
kubectlのインストール
curlを利用して、macOSへkubectlのバイナリをインストールします。
最新リリースをダウンロードする
下記のcurlコマンドで最新リリースファイルをダウンロードします。
curl -LO "https://storage.googleapis.com/kubernetes-release/release/$(curl -s https://storage.googleapis.com/kubernetes-release/release/stable.txt)/bin/darwin/amd64/kubectl"
kubectlバイナリを実行可能にする
ダウンロードしたファイルの実行権限を変更し、実行できるようにします。
chmod +x ./kubectl
バイナリをPATHの中に移動
コマンドで実行できるように、バイナリファイルをPATHが通っているフォルダに移動します。
sudo mv ./kubectl /usr/local/bin/kubectl
インストールしたバージョンが最新かを確認
インストールが正常に完了しているかを確認するために、バージョンを表示・確認します。
kubectl version
kubernetesを実行してみる
下記のコマンドでhello-world
というイメージを実行する事ができます。
pod/hello-world created
と表示されれば作成されています。
動作の確認
実際に、動作しているのかを確認してみましょう。
下記のような実行結果が表示されます。
出力されたログを確認
起動したコンテナから出力されたログを確認してみましょう。
上記のログが表示されれば、正常に動作しています。
実行したコンテナのデータを削除
確認・実行が完了したコンテナを残し続けておく必要は無いので、こまめに削除した方が良いと思います。
下記コマンドで先ほど実行した物を削除します。
削除用コマンドを実行した結果、下記の実行結果が表示されます。
最後に
kubernetesでHello-Worldのコンテナを実行してみました。 さらに、コンテナ技術について詳しく学び、開発に活かしていきたいと思います。